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観測されている最高気温のウソ!現代ならではの熱中症の原因

猛暑が続く夏、痛ましい事故が毎年のように起きています。特に多いのが車内での子供をの熱中症の死亡事故。熱中症の予防法・対処法をしっかりと学び、いかに危険かを再確認することが、事故を起こさない第一歩です。一週間で6300人余りが搬送されており、いつ自分の身に起こっても不思議ではありません。現代、ひいては都会は特に熱中症が起きやすい環境となっております。

観測されている最高気温のウソ!



気象庁が観測している環境は、広い芝生で直射日光が当たらないところとなります。

私たちが生活するのはコンクリートに囲まれており、風通しの悪い都会環境だと、気象庁で発表される環境よりもプラス5度を目安に考えましょう。

「体感」する温度は、発表される最高気温よりずっと高いです。

急に気温があがった初日が一番危険。しばらく涼しい日が続き、一気に気温があがった時、気候の変化についていけない体が変調をきたす。暑いときには、こまめな休憩、激しい運動を避けましょう。

熱中症は屋内でも発生しています。現代はコンクリートやアスファルトは、昼に熱をためこみ、夜に熱を放出します。

故に、現代は30年前にくらべて、熱帯夜といわれる日が増えております。

気温だけではない!熱中症になる原因



そもそも熱中症とは、高温多湿・無風の環境で体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調整機能が上手く働かなくなり、体内に熱がこもってしまうこと。

さまざまな症状を引き起こし、ときには命に関わりますが、もちろん予防することは可能です。

熱中症予防は「体温の上昇」と「脱水」を抑えることが基本となります。

「体温の上昇」を防ぐために、日中は日差しを避け、室内では空気が動くように扇風機を活用することも大切です。

我が家では昨年、エアコンを点けず、窓も締め切って扇風機のみで寝ていたのですが、何度か夜中に具合が悪いと感じたことがあります。同じような経験をした方はいませんか?節電もいいですが危険ですので、適度にエアコンも利用しましょう。

また、こまめな水分補給によって「脱水」を防ぎます。発汗とともに体内のナトリウムも失われるといくら水を飲んでも効率的な水分補給ができなくなるので、一緒に塩分もとりましょう。

屋外での仕事や運動、身体活動が多い時は、作業や運動の時間をなるべく短く、服装にも気をつけましょう。

服装は肌に密着し、汗をすいとってくれるものを。輻射熱を浴びない黒い服をさけ、白い服を着用することで、暑さを軽減できます。

仕事や運動をする前に水分の補給を。意外にも脱水になったときにのどの乾きはあまり感じません。

脱水になると、判断力の低下などを感じ、仕事の効率がダウンします。夏は仕事をする前に水分をしっかり補給しましょう。

そして、暑さに備えた「体作り」も重要です。普段から運動をして汗をかく習慣があると、急な気温上昇に体がうまく適応することができるので、熱中症になりにくくなります。今から準備しておくといいですね。

今年の夏を乗り切るために、できることから予防に取り組みましょう!

室内にいても熱中症になる!正しい知識で熱中症予防



急に気温が上がる日が徐々にあらわれ、少しでも動くと汗ばむような時期になりました。

これからの時期に注意したいのが熱中症。近年、熱中症による救急搬送患者数は増加傾向にあります。

総務省によると、2016年、全国で4万人が熱中症によって救急搬送されました。2017年も5月以降、すでに前年より早いペースで患者数が増加していますので、警戒が必要です。

熱中症というと、真夏の炎天下で運動や作業中に起こるというイメージがありますよね。それは間違いではありませんが、十分でもありません。

夜間、自宅でも熱中症になるということをご存じでしょうか。国立環境研究所によれば、昨年の熱中症患者のうち、3分の1は自宅で発生していて、発生数第一位となっています。室内だからといって安全なわけではないのです。

熱中症は4つの分類に分けられます

熱中症は大きく4つに分類されており、それぞれ症状が異なります。

以下のような症状が出たら、熱中症にかかっている危険性があるので、直ちに休息をとり、症状によっては、病院で診てもらいましょう。

熱中症の症状

めまいや顔のほてり、汗のかき方がおかしかったら熱中症の危険度大です。

「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が崩れ、体内に熱がこもった状態を指します。

熱中症はさまざまな症状を引き起こし、屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死に至ることもあります。

熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

熱中症は大きく4つに分類されており、それぞれ症状が異なります。

熱失神

皮膚血管の拡張によって血圧が低下、脳血流が減少して起こる症状です。

めまいや立ちくらみ、顔のほてり、一時的な失神、顔面蒼白、腹痛などの症状がでたら、熱失神のサインです。

熱けいれん

大量に汗をかき、血液の塩分(ナトリウム)濃度が低下した時に、筋肉に痛みを伴った痙攣が起こる症状です。

「こむら返り」と呼ばれる、手足の筋肉がつったり、筋肉が痙攣し、堅くなることもあります。

熱疲労

大量に汗をかき、水分補給が追い付かないと、身体が脱水状態となります。

力が入らなかったり、ぐったりとした症状が熱疲労です。全身がだるく、嘔吐や頭痛、集中力や判断力の低下がみられた場合は、熱疲労の疑いがあります。

熱射病

体温の上昇の為中枢機能に異常をきたした状態です。

体温が高く、皮膚を触るととても熱い、皮膚が赤く乾いてるなどの症状も熱射病のサインです。

声をかけても反応しなかったり、おかしな返答をする、または、身体がひきつけを起こしたり、まっすぐ歩けない、自分で上手に水分補給ができない場合は、重度の熱中症にかかっていて、大変危険な状態です。

無理やり水分を口から飲ませたりせず、すぐに病院で受診しましょう。

真夏である8月だけでなく、熱さに身体が慣れていない6月後半〜7月の晴れ間や、梅雨明けの蒸し暑くなった時期にも熱中症は多く見られます。

「おかしい」と感じることがあったら、油断せず、すぐに休息をとったり、身体を冷やすなど早めの処置をしましょう。

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