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本格的にシーズン到来。インフルエンザに備えましょう。

「防災の情報サイトなのに、なぜ?」と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、近年では企業のBCP(事業継続計画)の中では感染症対策も挙げられ、数年前には新型インフルエンザの脅威も話題となりました。私たち防災業者も身近な災害脅威として、パンデミックに備えた備蓄提案も手掛けております。パンデミックというと少々大袈裟ですが、厚生労働省でもインフルエンザの予防の啓発ツールを作成して提供するなど広く国民の皆様にインフルエンザに関する情報を提供するようになりました。私たちも感染症予防の一環として遅ればせながら、少しお話させていただければと考えております。

インフルエンザのピークは1月から3月!



風邪は1年を通してみられますが、インフルエンザは季節性で、日本ではこの1月〜3月にかけてピークを迎えます。

冬にインフルエンザが流行するのはなぜでしょう?

それは、湿度も気温も低い冬は、呼吸器の免疫力が低下しがちになる上に、ウイルスは湿気が低い程、空気中に存在しやすいからです。

インフルエンザの症状

突然の38℃以上の「高熱」や、関節痛、筋肉痛、頭痛などの他、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れるのが特徴で、風邪とは違いインフルエンザは重症化する恐れもあります。

インフルエンザは発症後12時間から24時間に倦怠感、体の痛み、寒気、喉や鼻の乾いた感じなど、風邪に似た症状が現れます。

しかし、その前駆症状は短く、突然、高熱の症状が出ることがほとんど。

インフルエンザの症状でよく起きる、全身の痛みですが、この症状は直接的な原因はウイルスではなく、体の免疫細胞が働くためです。

免疫細胞が作られると、サイトカインという物質が作られ、それと共に、プロスタグランジンという物質が発生します。

このプロスタグランジンですが、血管の拡張、痛みに対する反応性を高めます。

それにより、関節痛・筋肉痛が発生します。関節痛や筋肉痛は、身体がウイルスと戦っている生理現象です。

検査のタイミングによっては、陽性反応が出ないことも



インフルエンザかな?と思い、病院に早くに行ったけど、陽性反応ではなく安心していたら、後日、インフルエンザだと発覚した!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

タイミングによっては、ウイルスが増殖しきっておらず、ウイルスの数が少なくて陰性になることもあります。

インフルエンザの検査を受けるときは発症から「12時間後から48時間以内のタイミング」が一番ベストといわれております。

しかし、著しい発熱、意識混濁やけいれんが起きている場合等の緊急性が高い場合は、早急に病院へ行きましょう。

インフルエンザの予防の基本は手洗いとうがい



予防の基本は、まずは手洗いうがいです。

手洗いは付着したウイルスを物理的に除去するために有効な方法であり、うがいは口の中にあるウイルス、また、ウイルスにかかりやすくするプロテアーゼという物質を洗い流す効果があります。

また、インフルエンザの主な感染経路は咳やくしゃみの際に口から発生される小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。

したがって、飛沫を浴びないようにする為にマスクの装着がお勧めですが、感染者がマスクをする方が、感染を抑える効果は高いと言われています。

普段から皆が「咳エチケット」を心掛け、咳やくしゃみが出るときはできるだけマスクをするように呼びかけましょう。

気が付かない間に手指にウイルスが付着し、うっかり目をこすったり、鼻をすすったりすると感染率が高まります。

不用意に粘膜に触れないことが大事ですが、お子様がいるご家庭などでは特にその感染傾向が高まるため、置いておくだけでウイルスを除去できる大幸薬品のクレベリンなどが近年人気です。

空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザウイルスに感染しやすくなります。

適度な湿度を保つよう、加湿器等を利用し、体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心がけましょう。きちんとした予防をして、この冬を元気に乗り越えましょう!

インフルエンザの予防アイテム

消毒スプレー

アルコール成分のものが一般的で、速乾性が高く拭き取りの必要がないため衛生的。

ただしアルコールはインフルエンザには有効ですが、ノロウイルスには効果がありません。

最近ではネコカリシウイルス(代替ノロウイルス)にも効果的な製品も出てきていますのであわせてご検討下さい。

消臭+ハイパワー除菌・抗菌・抗カビ効果でお部屋の衛生対策はこれ1本におまかせ!
伊勢志摩サミットでも採用された、G2TAMシリーズです。

クレベリンシリーズ

前述した、空間除菌の効果があるクレベリンシリーズ。

二酸化塩素分子の力でウイルス、菌、ニオイを除去します。

置き型タイプ、スプレータイプ、ペンタイプなど用途に合わせてお選び頂けます。

病院や介護施設、幼稚園や保育園なども勿論、テナントや一般家庭でも多く使われている人気の製品です。

コンパクトなペンタイプで持ち歩きに便利!
病院、薬局、介護施設などでも広く使われている定番の製品です。

サージカルマスク

【マスク】BFE(粒子捕集効率)99%以上のサージカルマスクがお勧め。

長時間装着でも耳が痛くならないように平ゴムタイプを選びましょう。肌にやさしい敏感肌対応タイプもあります。

細菌濾過効率(BFE)、微粒子濾過効率(PFE)ともに99%超の高性能フィルターの搭載。
レーザー手術専用マスクにも適合します。